「里山・結まぁる」が目指すもの

「里山・結まぁる」が目指しているのは、 「里山における『結』の社会の実現」です。
   
  かつての里山では、住宅の建設は地域の公共作業であり「普請(ふしん)」と
 呼ばれていました。普請は職人さん以外にも多くの里人が参加しており、
 無償で労力や資金を提供し合う相互扶助のしくみがありました。
 相互扶助のしくみ、相互扶助の精神を「結(ゆい)」と呼んでいました。

  「結(ゆい)」の考え方は広く存在しており、沖縄では「ゆいまーる」と呼ばれ、
「ゆい」は同じ地域の相互扶助のこと、「まーる」は「回るの意味で順番に、平等にを意味していました。
アフリカにも「ハランベイ」という相互扶助の考え方があり、地域の子供たちが
勉強できるよう、お金がある人はお金を、大工や左官の技術がある人は技能を、力のある人は労力を、そして何もない人は木切れを集めてくるなりして地域内で共同で建設された「ハランベイ・スクール」が有名です。

「里山・結まぁる」は、地域に根差した「結」のコミュニティが、更に「まぁるく(丸く)」
緩やかに連携し、資源・情報・知恵・技能を交換(広い意味での物々交換)し合う
ことでお互いに高め合う社会の構築を目指しています。

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